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エイヴィエルジャパン株式会社、新社長に米玉利貞幸が就任

新社長就任のお知らせ

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自動車業界において開発、シミュレーション、およびテストシステムに関するモビリティ・テクノロジーを提供する世界最大の独立系企業、エイヴィエル株式会社(本社: オーストリア・グラーツ、以下AVL)は、2022年5月1日付けで、日本支社であるエイヴィエルジャパン株式会社(本社: 神奈川県川崎市、以下AVLジャパン)の代表取締役社長 に、米玉利貞幸(よねたまり さだゆき)が就任したことをお知らせいたします。

この度代表取締役社長に就任した米玉利は、日産自動車株式会社において幅広い分野で実績を上げ、2022年4月にAVLに入社しました。

2019年よりAVLジャパンの代表取締役社長を務めたHarald Alge(ハラルド アルゲ)の後任となり、AVLジャパンの今後の成長戦略を推進します。

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Copyright: © AVL Japan, Sadayuki Yonetamari

オーストリア・グラーツ/日本・川崎、2022年5月: 米玉利貞幸は、1986年に九州大学工学部を卒業後、日産自動車株式会社に入社し、数々のプロジェクトをリードして、36年以上に渡って自動車業界の発展に寄与してきました。直近ではアライアンス・グローバル・ディレクター/副本部長としてEVやHEVを含むパワートレインの全てのプロジェクトを統括しました。また、約6年間、スペインの日産テクニカルセンターやフランスのルノーでもキャリアを積んでいます。その間、幅広い技術的な専門知識と豊富なマネジメント経験を蓄積してきました。今後は、AVLジャパンの代表取締役社長として、会社のさらなる発展に向けて尽力します。

日本は非常に重要なマーケットであり、AVLは長きに渡って大手自動車メーカーやサプライヤーに製品・サービスを提供してまいりました。AVLは日本で9つの事業所を展開して、約330名の従業員を擁してきました。AVLジャパンの本社は神奈川県の川崎市にあり、2016年には最新鋭の研究開発拠点、ジャパンテクニカルセンター(神奈川県川崎市)を開設しました。

米玉利は、「AVLジャパン代表取締役社長として、会社の大きなポテンシャルに期待しています。これまでにAVLとはさまざまな開発プロジェクトで協業してきました。革新的で最先端の技術をリードする、パイオニア精神に溢れる企業として敬意を持っていました。」と述べています。

そして、AVLジャパンの方向性について、次のように目標を掲げています。「モビリティの駆動システムは、電気やハイブリッド、水素などの代替エネルギーを利用するシステムへとシフトが加速しています。そして、AVLは、常に自動車業界でイノベーションを推進してきました。日本ではAVLといえば従来の内燃機関の権威と連想される方もまだいらっしゃいますが、私はこのイメージを刷新したいと考えます。AVLジャパンは、日本で技術シフトに向けたあらゆる製品・サービスをご提供して、お客様の課題に対して最適なソリューションをご提供します。」

米玉利は、自動車メーカーはもちろん、サプライヤーや新たに自動車業界に参入したメーカーとも、積極的に協業していく意向です。変革期を迎える業界で、eモーターや駆動システムのテストなど、開発タスクの工数は増加する一方です。お客様は、信頼できる独立系のパートナーとしてAVLの知見を活用することができます。

米玉利は次のように述べています。「代表取締役社長としてのもう一つの大きな課題は、日本の才能あるエキスパートの皆様に、AVLで働いてみたいと思ってもらえるような企業であり続けることです。エンジニアリング企業であるAVLにとって、技術や知識をさまざまな分野に応用できる人材を確保することは、必要不可欠だからです。」

AVLについて

AVLは、11,000人以上の従業員を擁し、自動車産業をはじめとするさまざまな分野で開発、シミュレーション、試験を行う世界最大の独立系企業です。パイオニア精神に基づき、将来のモビリティのトレンドを形成するコンセプト、ソリューション、メソドロジーを提供しています。AVLは、ハイブリッドからバッテリー電気車両、燃料電池まで、すべてのアプリケーションにマルチエネルギーキャリア戦略を適用することで、CO2を効果的に削減する革新的で手頃な価格の技術を生み出しています。AVLは、アイデア出しの段階から量産に至るまで、開発プロセス全体を通してお客様をサポートしています。AVLは、スマートでコネクテッドモビリティのビジョンを加速するために、先進支援運転システム(ADAS)、自動運転、およびデジタル化の分野でコンピテンシーを確立しています。

AVLの情熱はイノベーションです。AVLは、世界26カ国に広がるエキスパートの国際的なネットワークと、世界各地にある45の技術センターおよびエンジニアリングセンターとともに、環境に優しい未来のために持続可能なモビリティのトレンドを推進しています。2020年、AVLは17億ユーロの売上高を達成し、そのうちの12%を研究開発活動に投資しています。

お問い合わせ

Markus Tomaschitz

Company Spokesperson AVL

Tel: +43 664 100 0289

E-mail: Markus.Tomaschitz@avl.com

清水 恵子

エイヴィエルジャパン株式会社

マーケティングマネージャー

Tel: 044 455 9261

E-mail: Keiko.Shimizu@avl.com

AVL List GmbH (以下、AVL) は、オーストリア・グラーツに本社を置き、自動車業界をはじめとするさまざまな業界で開発とシミュレーション、試験を行うモビリティテクノロジーのリーディングカンパニーです。パイオニア精神に基づき、より環境に優しく、安全・安心で快適なモビリティ社会の実現に向けて、コンセプトやソリューション、方法論を提供しています。AVLは、企画から量産化まで包括的なアプローチを採用して、新しい推進システムやエネルギーキャリアを適用した車両アーキテクチャーやプラットフォームソリューションの開発をサポートします。そして、気候ニュートラルなモビリティを実現するために、従来のシステムからHV(ハイブリッド車)、BEV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)の技術まで、すべてのアプリケーションに向けて革新的で実現可能なソリューションを推進しています。AVLの製品・サービスポートフォリオは、製品開発のためのシミュレーションや、バーチャライゼーション、テストオートメーション、ADAS(先進運転支援システム)およびAD(自動運転)、車載ソフトウェアまで、幅広い分野に渡ってモビリティの課題に対応しています。AVLは、拡張性の高いITとソフトウェア、テクノロジーソリューション、アプリケーションのノウハウを組み合わせて、ビッグデータから人工知能(AI)、サイバーセキュリティ、および組込みシステムの開発に向けたさまざまなツールを揃えています。そして、すべての人にとって安全で快適なモビリティ社会の実現を目指して、車両や環境にADAS/ADに関する包括的なソリューションを提供しています。

AVLでは、情熱がイノベーションを促進しています。世界各国に90か所以上の拠点と45か所のテクニカルセンター/エンジニアリングセンターを展開しており、約12,200 人の従業員が新しいモビリティ社会を実現するためにお客様をサポートしています。2023年は20.5億ユーロの売上高を達成、そのうち10%をイノベーションの加速に向けた研究開発活動に投資しています。

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